ponkichiの自立ブログ

植物栽培や、狩猟、養蜂についての日記です。多分間違ったことも書いていますのでご容赦ください。

またレタスが苦い 2024/04/03

2/6定植、4/2収穫分。phも安定しているし大丈夫だろうと思っていたら、どうやらまたレタスが苦くなってきている。4/1出荷分から切る時になんかいつもより苦いレタスの匂いがした。大きい葉の間から小さい脇芽が出ていた。その時は脇芽の葉を食べても苦くはなかったが、今回のはかなり苦いものがあった。なにかレタスがストレスを感じてこのようになったのだろう。3月の後半からすっかり暖かくなり、日中は半袖で過ごすほど暖かい日が続いている。4/1から野菜全体の生育が目に見えてよくなった。ハウスに入ると、いつもより茂っているのがわかった。ハウスは去年とは変わって遮光ネット+かんれいしゃを早くから張り、入口も網を張って開放しているのでかなり風通しが良くなり、日中でも暑すぎることはない。急な温度湿度変化の影響のような気がする。次点で強い風の過乾燥によるもの。1日の中に大きく変化する部分をなるべく減らさなければいけない。

上図は水温とハウス温度だがカーソルのある3/24あたりに最低ハウス温度が連日高くなっており、水温も下がりきらなく高い状態が続いている。ちなみに2/19に味がおかしくなってきたというのを書いているが、1/31から最低ハウス温度と水温が上昇している。飽差に関して、日中のハウス温度は元々寒い時期でも30度くらいには高くなっており、乾燥もしているので、HD=10-20あたりにまでなっていた。この影響が温度が高くなってきた時に強く悪影響を与えているのかもしれない。ということはハウス内温度が上がってきたら飽差を意識して環境制御をするのが重要になる。他の原因としては、内張を撤去したことにより、側面フィルムが巻き上げられた時、乾燥した風が作物に直撃して葉の乾燥の度合いが強くなったことも原因かもしれない。これに関しては、風が入ってくるところにミストなどで水分を含ませる、冷風旋のフィルターを風の入り口に設置し、水滴を落とすなどの対策が考えられる。もしかしたら天井に散水するようにできれば、屋根を伝って側面防虫ネットを濡らす事で加湿、冷房ができるかもしれない。
とりあえず湿度を調整できるようにして様子見をする。早く細霧冷房を導入してやらないと去年と同じになってしまいそうだ。