ponkichiの自立ブログ

植物栽培や、狩猟、養蜂についての日記です。多分間違ったことも書いていますのでご容赦ください。

水耕栽培日記2022/06/16

今日は実家の植物の様子見
思っていたのが、しばらく小松菜とほうれん草の成長が止まっているように感じること。虫食いのせいではないでしょう。
そこで思ったのが、もしかしたら水を替えずにいるために植物の成長に良くない環境になってしまったのでは?ということでした。
そこで、ECメーターしか溶液の状態を調べるものを持っていないので、とりあえずリトマス紙を購入してphを調べました。

少し緑がかっているのか6-7の間くらいに見えます。
そして前回の日曜日6/12に溶液の全替えを行いました。

↑根の状態の写真

↑溶液の写真
溶液は腐った葉のクズや、沸いていた虫のフンが沈殿して流れを起こすと漂っていましたが、濁りはなく澄んでいます。
ケースをよく洗い、根やフロートの発泡スチロールも水で流して、新しく作った溶液を投入しました。一つ違うところは、使っていたハイポニカが切れてしまったので、ちょうど購入していたOATハウス1•2号を使用したところです。
これがその時のphです。

交換前と比べると、緑に変色していないようです。これがどれほどの効果を生むのでしょうか。
そして今日、改めてその後の状態を観察しました。大体同じ角度で撮ったつもりです。

↑溶液交換前6/11

↑溶液交換後6/15
写真ではわかりにくいですが、明らかに葉が茂っていました。
使った液肥が違うというのが悔やまれるところですが、なんとも驚きの結果になりました。
ちなみにECのログをみると

このような状態です。
グラフ左端、5/4に1.0mS/cm程度にしてあります。そこから約1ヶ月6/12に溶液全替え1.3程度になっています。そしてその後の栄養吸収が凄まじい勢いだというのがみて取れます。しかし、ここでもイレギュラーなのが、現在、0.75あたりで平衡状態になりそうに見えます。水替え前も、どうやら0.5で止まっているように見えます。
ここでまた一つ出てきた疑いは、ECが低いと吸収が悪くなるという説です。実験条件管理が適当なために、原因を一つに確定できませんでしたが、今後更に調査すれば、突き止められそうです。
とりあえず植物の成長が止まったことの可能性としては、
○溶液が古いため(phは少し変化する)
○ECが低いため
ハイポニカは成長が遅いため
この3つが挙げられます。
今までの経験上(まだ2回ですが)、初めて作った小松菜はハイポニカEC0.7くらいで運用してあっという間に30cmくらいになったので下の2つの線は薄いかと思われます。
とりあえず、観察続行です。